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問い詰めたら、多分こんな感じだろう
元ネタはここらへんを参照

わたし、吉野家ちゃんにとって、なんなのよっ!! 
ねえ? 吉野家ちゃんにとって、わたしはなんなの……。
単なる、客なの?
ねぇ、教えてよ!! 吉野家ちゃんにとって、わたしはなんなの!?
吉野家ちゃん、吉野家ちゃんの方から、
わたしに味噌汁付けてくれたことないじゃないっ!!
吉野家ちゃんの方から、
わたしの卵を半熟にしてくれたことないじゃないっ!!
わたし、吉野家ちゃんにいっぱい、アプローチしたのに……。
それでも吉野家ちゃんは気付いてくれなくて……。
あの店でのことは、わたしの精一杯の勇気だったんだよ……
なのに、吉野家ちゃんは答えを出してくれなかった……。
わたし、怖くなった。
もしかして、吉野家ちゃんは、わたしのことなんて、
どうでもいいと思ってるんじゃないかって。
わたしは、だから怖くなった。
『大盛りねぎだくで』って一言を、吉野家ちゃんに言えなくなった。
だって、マークされたら怖いもんっ!!
わたしの気持ちは、並400円だった時から変わってない。
だけど、吉野家ちゃんの気持ちは、わたしにはわからなかった。
わたしは、吉野家ちゃんの昔の思い出しかもってない。
だから、吉野家ちゃんとの新しい思い出を作ろうって、
わたし、必死だった。
わたしも昔のわたしじゃなくて、新しい自分に変わろうって必死だった。
吉野家ちゃんを好きな客になりたいって思った。
でも、どんなに頑張っても、吉野家ちゃんがわたしを
どう思っているのかわからなかった……。
わたし、こんなに吉野家ちゃんの牛丼(特盛)が好きなのに……。
もしかしたら、わたしのこの想いは、
吉野家ちゃんにとって迷惑なものなのかもしれない。
そんな風に、わたしは考えるようになってきた。
だから、やっぱりわたしは吉野家ちゃんに
牛鮭定食を注文し続けようと思った。
吉野家ちゃんにとって、わたしってなんなのか……。
それを考えるだけで、怖かったから。
牛鮭なら、こんな想いをしなくてもすむと思ったから……。
わたし、このままでいいと思った……。
わたし、このままでもいいと思ったのに……。
でも、米国で牛が死んで、牛肉は本当に輸入停止になって……。
そしたら、このままじゃ嫌だっていう気持ちが湧いてきて……っ
そして、やっぱりわたしは、吉野家ちゃんの牛丼が
忘れられないんだって思ったの。
思いが抑えられなくなってきちゃって……っ
だって吉野家ちゃんの牛丼は、わたしの大好物なんだもの……。
ずっと、ずっと好きだったんだもの……。
わたしは……わたしは……っ。
吉野家ちゃんの牛丼、わたし、子供の頃から大好きだった。
だから子供の頃、吉野家ちゃんが牛丼の販売を停止するって
聞いたとき、すっごく泣いたんだよ。すっごく泣いたんだから……っ
でも、吉野家ちゃんの牛丼とは笑顔でお別れしたいと思って。
好きだったから、吉野家ちゃんにわたしの笑顔を
覚えていて欲しかった。
そして、いつかまた、吉野家ちゃんの牛丼に会えるって思って……
だからわたしは、吉野家ちゃんと別れるあの時、
精一杯の勇気を振り絞ったんだよ。
また150円引きしようって約束したよね。
わたしにとっては、あれは精一杯の勇気だった
もしかしたら、吉野家ちゃんの牛丼と
もう会うことはないかもしれない。
でも、わたしはそうしても吉野家ちゃんの牛丼が好きだった……。
吉野家ちゃんとの繋がりを消したくなかった……っ。
だから、約束をしたんだよ。
あれは、吉野家ちゃんにとって、
ささいな約束だったのかもしれないけど……。
わたしにとっては、とても大切な約束だったの……っ
たとえ離れても吉野家ちゃんとの関係を、
唯一、繋げてくれる約束だったから……っ。
吉野家ちゃんがあの約束を受け入れてくれた時、
わたしは本当に嬉しかった。だから笑顔で別れられたんだよ……っ
でも……。本当に長かった……。
吉野家ちゃんの牛丼の販売再開までの時間は、
わたしにとっては本当に長かった……。
わたしは、一生懸命に牛カレー丼を注文し続けた。
いつか、この福神漬けが吉野家ちゃんに届くんじゃないか、って……
でも、年を経るにつれて、こんなことをしても、
意味がないんじゃないかって思えてきた……。
だって、こんな小さな牛カレー丼の付け合わせなんて、
こんな大勢の人がいる世界で、
吉野家ちゃんにだけ届くなんてありえないもの……っ
それでも、わたしはこの牛丼無料券(51枚目)にすがるしかなかった……。
あの約束にすがるしかなかった。
わたしにとっての、吉野家ちゃんとの接点。
それは、この牛丼無料券(51枚目)と、あの約束しかなかったから……っ
そして、2月……、11日……。わたしの願いが、ようやく届いた……
店の前で……。「牛丼<限定>復活」の垂れ幕が下がっていた……。
吉野家ちゃんは最初、わたしのことがわからなかったみたいだけど……
わたしには、すぐにわかった。
心臓が張り裂けそうだった。心が……飛び出しそうだった。
そして、これが最後のチャンスなんだって思った。
神様がくれた、最後のチャンスなんだって。
わたしの注文を吉野家ちゃんに伝える、
神様からの最後のチャンスなんだ、って……っ
だけど、吉野家ちゃんは、昔と一緒で、
わたしの想いには全く気付いてくれなかった。
だからわたしは、吉野家ちゃんに行動で知らせようと思った。
わたしの想いを……
でも吉野家ちゃんにとって、わたしはいつまでも、
昔のつゆだくばかり注文する客のままだった。
わたしにとっては、精一杯の勇気だったのに……。
吉野家ちゃんはわたしのそんな心に、気付いてくれなかった……っ
だから、わたしは怖くなったの……。
もしかしたら、わたしのことを、
吉野家ちゃんはなんとも思ってないんじゃないか……。
だから、最後の賭けだった……っ
大盛りネギダクギョク……。
でも吉野家ちゃんはやっぱり、何もわたしに、示してくれなかった……
わたし、本当に怖くなって……。
吉野家ちゃんの気持ちが、わからなくなって。
だからこのまま、牛鮭でいいと思った……
でも、牛肉の輸入が止まっちゃって……
……わたしにだって、わかってた。
吉野家ちゃんが、並400円だった時とは違うってこと。
でも、わたしには並400円だった時の
吉野家ちゃんの思い出しかなかったんだもんっ。
松屋くんとすき家さんみたいに、並400円だった時から今まで、
ずっと一緒にいられたわけじゃなかったんだもんっ
吉野家ちゃんとの空白との時間……。それを取り戻そうと、
わたしは必死だったんだよっ
そして、わたしも変わろうと必死だった。
過去のわたしじゃなく、あたらしいわたしになろうと必死だった
そうすれば、吉野家ちゃんはわたしに振り向いてくれるんじゃないか……。
つゆだくばかり注文するわたしじゃなくて、新しいわたしなら。
吉野家ちゃんは振り向いてくれるんじゃないか、って思ったの……っ
だから、メニューだって変えたんだよっ。わたしも、変わろうって……っ。
昔のわたしじゃなくて、新しい自分に変わろうって
だけど、それでも吉野家ちゃんはわたしを見てくれなかった……っ。
吉野家ちゃんは最後まで、わたしを見てくれなかった……っ
販売再開できないなら販売再開できないって、はっきり言ってよ……っ!!
わたしに再開するそぶりを見せないでよっ!!
今、ここで、販売再開ができるのか、答えてよぉ……っ
そうしないとわたし、吉野家ちゃんのこと、
いつまでも豚丼(並)ばかり食べ続けちゃうじゃない……っ!!
苦しいんだから……っ!!
豚丼(並)ばかり食べ続けているのは、
とっても苦しいんだから……!!


想いを無くさない限り、また販売再開できるの・・・

by alnakoki | 2005-02-11 13:07 | その他
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