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臺灣の旅(第2夜)
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臺灣の旅(第1夜)


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◆2日目 10/7(Fri)◆
6:30 起床
起きてすぐ宿を離れる。

7:30 朝食
台北車站近くの飲食店で朝食。
ビーフン一皿で25元。日本円換算でなんと約75円也。
うまい。

8:35
台北からこの日の目的地である阿里山までは、列車を乗り継いで行きました。
まずは自強號に乗り、約280km離れた嘉義へ。
この自強號という列車、台湾では最も速く設備の良い列車にあたるわけですが、
私的にはなんとなく、バブル期に登場したグレードアップ在来線特急のように
見えました。頑張ってるけど今の水準では見劣りが否めないと言いますか…。
ただ、座席だけは硬過ぎず柔らか過ぎずいい感じでした。
リクライニングもしますが、最初からある程度倒れており
寝たい場合以外は背もたれを起こした状態でも十分くつろげました。
レベル的には、日本の在来線特急以上グリーン車以下と言ったところ。
線路周辺の景色は、樹々や建物が日本とはまるで異なり、
また日本の新幹線のようにトンネルだらけではないので、
車窓がかなり楽しめました。
…座席の座り心地の良さに負けて途中で寝ましたが(w

11:45
ダイヤより10分ほど遅れて嘉義に到着。
改札を出るなり、早速地元民らしき人に声をかけられました。
「ワタシハ旅行会社デス」
台湾の一大観光地-阿里山への玄関口だけあってこの手の人は沢山居ました。
若干胡散臭い雰囲気はありましたが別に詐欺でもなく、
見返りに法外な料金を請求するわけでもなかったです。
結局、なし崩し的に阿里山での宿から明日の交通手段まで決まってしまいました。

12:00
列車の時間までまだあったので、昼食と銀行を探して市街地を散策。
臺灣の旅(第2夜)_b0057653_234775.jpg
嘉義市街地の様子
歩道はどこも原チャで埋め尽くされている


嘉義のオタクショップ
臺灣の旅(第2夜)_b0057653_23151081.jpg
「スクールランブル」と「月は東に日は西に」のポスターが見える。
どちらも、スタッフなどの表記が現地向けに台湾語訳されているが、
はにはにのロゴだけは「東奔西走スクールライフ何とか」の部分まで
日本語のままだった。

12:20 昼食
市内にある噴水鶏肉飯で、嘉義名物の鶏肉飯を食べました。
ごはんの上に七面鳥の蒸し肉が載り、その上からタレをかけた
日本で云う所の牛丼のような料理で、一杯40元也。
うまい。

昼食後、銀行にてそれぞれ1万円ずつ両替(約2800元)
しかし、この両替額の少なさが、後に悲劇を呼ぶ事に…。

13:30 再び嘉義車站
臺灣の旅(第2夜)_b0057653_2123030.jpg
嘉義からはひとまわり小さな列車で阿里山へ。
出発するときにさっきの旅行会社の人からお茶をもらったのですが、
こいつが砂糖入りで甘いんです。
台湾ではお茶に砂糖を入れ、ジュース感覚で飲むのが一般的なんだとか。
小さい頃から砂糖入り麦茶やらグリーンティーやらに飲み慣れてたんで、
別段抵抗無く飲めたわけですが。

写真をひととおり撮った後、列車に乗りこんだのですが、
我々の席は隣どうしではありませんでした。
この日は平日だというのに満席になるほどの盛況ぶりで、
我々は予備の席に外国人だからという理由で特別に座らせてもらえたようです。
列車は日本の山奥を走る森林鉄道(黒部峡谷鉄道や大井川鉄道井川線)と同様に
ひとまわり小さな車両が使われています。
カーブに差し掛かったり機関車がマスコンを切る度に車両は大きく揺れるものの
観光向けに空調やリクライニングシートが完備されており、三時間以上の
長旅でも疲れないよう工夫されていました。
(少なくとも黒部のトロッコより楽だった…)

どこぞの格ゲーで女格闘家が闘ってそうな、人間の生活味が溢れる
商店街を抜けると、列車は熱帯植物群の中を突き進んでいきました。
サトウキビ畑やパイナップル畑の次は、椰子やバナナの木が茂る
森林地帯にさしかかり、ここからどんどん山を上っていきました。
臺灣の旅(第2夜)_b0057653_21314954.jpg
↑の写真を撮影後、またも座席の座り心地の良さに負けて寝る。
そして目覚めると、周りの木々は竹や杉に変わっており、椰子などの熱帯樹木は
姿を消していました。

移り行く景色。
移り方が次第に遅くなる景色。
止まった景色。

……
………あれ?

駅でもないのに降りる乗客。
心配そうに窓から顔を出す乗客。
慌てる車掌。

…列車は異常停止しました。

どうやら、機関車が急な上り坂と乗客を満載したフル編成の客車と云う
ダブルの負荷に耐え切れなかったようです。

その後、次の駅で乗客の休憩がてら停車し、機関車を直していました。

17:30 阿里山到着
またしてもダイヤより遅れて駅に到着。
駅前では、この日泊まる宿のオーナー(日本語が堪能だった)が
アルファードよりデカイハイエースで迎えに来ていました。

宿は地味にボロく、高山なのに冷暖房もついていないなど、粗末な感は
否めませんでしたが、布団はきれいでした。

18:30 夕食
キジ鍋、肉かけごはん、青菜の炒め物、ビール。
鍋の味付けは客が自前でやるという、なかなかアグレッシブな方針でした。
醤油があったおかげで何とかなりました。
うまい。

21:30 就寝
異様に早く寝ましたが、この理由はまた次回。

臺灣の旅(intermission 1)
臺灣の旅(第3夜)

by alnakoki | 2005-10-12 23:00 | どこかへ
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